また1年が終わりました。
私は歳をとりました。
誕生日の日は大嫌いです。
このメンバーで働いた毎日が終わる日だから。
一人でも欠けたらダメなんだよ。
everybody needs somebody
3/31を喜んだことなんて、働いて以来、一度もないかも。さみしくて、目が腫れる日です。
退職の先生にサプライズ動画作ったよ。
私は学校事務の仕事が大好きです。
ただ公務員になりたかっただけの私ですが、いざ学校で働いてみて、事務の仕事をしていて、嫌な思いとか、早く去ってほしい日とか、そんなの一日もなかったんじゃないかな。
いつもどこでも、何かしら楽しいことがある毎日。一緒に働く市事務さんと些細なことで笑い転げたり、水やりした花が咲いたり、給食の配膳がぴったりできたり、〆切前に仕事が片付いたり、事務室に遊びに来てくれる先生が増えたり。
もちろん朝起きるのは毎日だるいし、やりたくない仕事もある。でも、
「終わらない仕事はない」
をモットーに、時間のある限りは丁寧に確実にやりたいと思っている。
学校という組織でプレーヤーは教員。
管理職はマネージャー。
私たちは業界用語で7学年(中学はゼロ学年)と呼ばれる。プレーヤーでもマネージャーでもない。ベンチウォーマーみたいなもんです。
いや、ベンチウォーマーでもない。選手じゃないからな。
球場の売店とか清掃員とかそんな感じ。
球場が整っていると、最高のプレイが生まれたり、お客さんが楽しんだりできます。
そういう縁の下の仕事が楽しくて仕方ない。
縁の下の頑張りを気づいてくれる人がたまにいます。
表面的に「ありがとうございます!いやー助かりますよー!そんなことしてくれる事務さんいないっす」とか声かけてくれる人は沢山いるけれど、
たぶん、本質的な意味でお褒めの言葉をくれる人は少ないような気がします。
「喜捨の精神」というのがイスラムの考えにあるそうです。喜、は無償であり見返りを求めないこと。捨、は惜しみなく使う愛。
私に「〇〇さんは喜捨の精神がある。困っている人を助け、みんなのために戦ってくれる。」と言ってくれた人がいます。ただ事務をして、微妙な調整をして、花に水やりする程度で、実際の現場での子供の教育に関わらない私はそんな大それたことはしていません。でも、今までなんとなく自分のこと以外にも目を向けて、縁の下で楽しく事務仕事をして働くスタイルに、自信が持てるようになった。
これでいいんだな。
これからも「誰かが」困っているかな、
「誰かが」喜んでくれるかな、
その気持ちを大事にやっていきたいなと思います。
それでも、無償の愛は難しい。不満も持つし、忙しいと心が狭くなることも沢山ある。歳取るごとに、そういうふうになりがちなので、本当の意味で「喜捨の精神」に近づけるように、がんばろうと思います。
そういえば、先日、西船にある沖縄料理の居酒屋に行った。美味しかった!ご飯が美味しい店って、ドリンクもうまいよね。
これから休日出勤して、整えてこようと思いまーす。外は、暖かそうだね〜